
都心の躍動の中心にいて、豊かな緑に寄り添う乃木坂。この地にふさわしいタワーとは何か。
デザインコンセプトは「Nogizaka Fly Up Tower」。
空高く飛び立つ鳥の瞬間的な美しさ、新しいものが生まれる瞬間の輝き。
それはまさに、ここで羽を休め、ここから都心、そして世界へ羽ばたく人々の意思を象徴するタワーの姿。
旧乃木邸など周辺の建物との調和を感じさせる、
レンガ調タイルで構成された基壇部から、
スレンダーに伸び上がるスタイリッシュなタワープロポーション。
頭頂部は、都心の空を切り取り、美しくスカイラインを形成する。
街並を読み解き、あるべきストリートスケープを作り出す。
エントランスの顔となるシンボルツリーには、
乃木神社にもあるカイノキを植栽。さらに、ガーデン、
テラスなどの植栽が周辺の街並との一体感を演出しながら、
緑豊かなランドスケープを実現している。
インテリア空間のコンセプトは「五感の解放」。
エントランスを抜けた先には、長いコリドーを活かして、
連なるアーチをくぐり抜けるようなギャラリー空間をレイアウト。
ピアノラウンジやアートギャラリーラウンジ、リスニングラウンジなど
思い思いに過ごすことができる、さまざまな共用空間が
感性を刺激する日常を叶えてくれる。
ティーラウンジは、ゲストをもてなすサロンのような空間。
お茶を飲みながら、外の景色や歓談を楽しむことができる。
さらに、窓外には、緑と風が五感を心地よく刺激するガーデンが広がる。
屋上には開放的な気分でヨガやストレッチなどができる
芝生スペースをレイアウト。その周りにはデッキスペースとベンチ、
ネット状の寝ころびスペースなどを配し、ウェルネスな空間を実現した。
Brillia Tower 乃木坂のマスターデザインアーキテクトとして参画したのは、世界各地で数多くのプロジェクトを手がけるホシノアーキテクツ。
国際色豊かな建築家やデザイナーが集まり、新しい世代へと繋ぐ、街、建築、ランドスケープ、インテリア、アートを創造する。
乃木坂の地の地形、環境、歴史、そして未来を読み解き、デザインとして昇華。
この地の新しい象徴となる、エレガントなタワーデザインを実現する。
ホシノアーキテクツ代表取締役/
Hopkins Architects日本代表
星野 裕明HIROAKI HOSHINO
2000年にロンドンを拠点に世界で活躍するホプキンスアーキテクツに入社。ロンドン、ドバイと経験を積み、プロジェクトディレクターとして、ヨーロッパ、中東、日本のプロジェクトデザインを担当。
2012年、ホシノアーキテクツを設立し、世界を知る建築家・デザイナーとして東京を拠点に活躍中。
One-North Eden(TID Pte.Ltd.)
Dubai World Trade Centre(Hopkins Architects)